この1年以内くらいに金融庁から金融機関へお達しがありました。
経営者保証を必要とする借入は「なぜ必要か、どのように経営を改善すれば経営者保証が外れるかを経営者に説明し、銀行は説明した内容を金融庁に報告する」義務ができたそうです。
東京商工リサーチだったかの調べでは会社倒産のうち7割程度が自己破産しているというデータがありました。
株式会社は有限責任であって、個人の連帯保証を取ってしまうと実質無限責任になってしまうのです。
それは問題なので・・ということで、やっとこさ金融庁が動き出したようです。
体裁上、経営者保証を外す方向で金融庁は動いています。が、実際どうかというとプロパーローンで経営者保証を外すのはよっぽどの業績でないと無理なのが現実です。
そもそもプロパーローンで借りれるだけでも業績が良い証拠です。
中小零細企業でそんな会社ありますか???ありませんって。
保証協会枠の借入であれば、少しの金利を上乗せすれば保証を外すことは可能になったのですが、プロパーローンに関しては非常に難しいというか無理というのが現実です。
嘘つくな、と言いたい。